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いつも買取のご依頼ありがとうございます。専門書買取エキスパートです。
先日Amazonプライムの無料映画で「探偵はBARにいる」がありましたので見てみました。
原作は東直己さんです。北海道出身の作家さんですね。昔UHBの某番組でコメンテーターもしていたので顔が浮かんでくる方も多いのではないでしょうか。
東直己さんは大学を中退後、色々な職を経験しながらすすきのに関わることが多かったそうで、その時の経験が作品に活かされているようです。
主人公の探偵は名前がわかりません。「俺」です。ずっと一人称視点での語りとなっています。
ススキノ探偵シリーズだけでも12作出版されています。他にも探偵ものやハードボイルド作品が多いですが著書多数です。
エッセイも大変面白いですね。東直己さん自身がかなりのお酒好きであることから、BARや居酒屋でのエッセイがおすすめです。
道産子はファンが多いと思いますが、「俺」役を大泉洋が熱演しています。原作での「俺」はもう少しアウトローな感じですが、大泉洋が演じると雰囲気が明るくなりますね。
ハードボイルド・ミステリー作品なので、面白いだけではなくアクションやシリアスなシーンも出てきますが、いい演技していると思います。原作を読んだきりで映画は初めて見たのですが、大泉洋がこんなにも幅の広い演技ができるのかと感心しました。どうしても「水曜どうでしょう」の印象が強いですよね(笑)
助手役の松田龍平や他にも豪華な俳優陣が揃っています。流行にとらわれず実力派の俳優が多く起用されているのも好感が持てますね。
毎回チョイ役で出演している東直己さんを探すのも面白いですよ。(トレードマークの髭で探せば見つかると思います。)
映画を見てアレッ?と思ったのは原作と映画のタイトルが一致していないんです。
映画は 「BAR」 ⇒ 原作は 「バー」
映画第1作 「探偵はBARにいる」 ⇒ 原作小説シリーズ2作品目 「バーにかかってきた電話」
映画第2作 「探偵はBARにいる2 ススキノ交差点」⇒ 原作小説シリーズ5作品目 「探偵はひとりぼっち」
映画としても人気シリーズになった「探偵はBARにいる」ですが、3作目の公開が決まっています。
2017年冬公開となっていますが、まだクランクアップしていないようですので12月くらいになるのでしょうか。
1月10日からエキストラを募集しています。過去のシリーズではすすきのがロケ地になっていますので、北海道で演劇の道に進みたい人などにはいい機会ではないでしょうか。
ロケは2月10日~2月16日を予定しているようですので、すすきのに行けば撮影風景を見れるかもしれませんよ。