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先日、アメリカの半導体製造会社のAMDから新型CPUの発売発表がありました。その性能がとても高い為に業界が騒然となっています。

AMDとは

余り聞き馴染みのない会社かもしれませんが、AMDは自社でパソコンの中身のパーツをほとんど製造でき、CPUやグラフィックボードを主力にしている会社です。

得意とするのはミドルクラスからロースペックの商品で、コストパフォーマンスに優れる低価格帯の商品が人気でした。CPUの世界シェアは第二位(一位は圧倒的な差でintelです)

intelとは犬猿の仲

1980年代にintelがAMDを特許権侵害で訴えましたが、intel側の提出書類に改ざんが見つかりAMDの勝利となり、両社の関係は非常に悪化していました。

2009年にintelが12億程を払って一応和解は成立しています。

CPUシェアでは10年ほど前はintel75%:AMD25%くらいでintelを追い上げていた構図だったのですが、2010年以降はintelのCPU「coreシリーズ」の登場によりじりじりと引き離されていきました。

大量の赤字を出し買収話も何度も出ていたのですが、AMDが潰れるとintelが独占禁止法に色々抵触する恐れがあったため、intel側は大規模な攻勢をかけなかったと噂されています。

気になるAMD新CPU「Ryzen」の性能

先日こちらのブログでもご紹介しましたが、2017年1月にintelから最新CPUが発売されました。

世間での評判は非常に高くさすがintelの声も聞こえてきましたが、今回AMDが出すCPU「Ryzen」の性能はintel製に比べダブルスコアに近い性能があることが発表されています。

しかもそれでいて値段が安いというAMDの特性は残したままです。

瀕死だったAMDが起死回生の製品を発表したわけですね。

これにより考えられることは、AMDシェアが全盛期の頃の25%近くまで回復すること。またはintelがシェア確保のために「coreシリーズ」の価格を大幅に下げることです。

AMD製の製品は発熱と消費電力が大きかったことが欠点なのですが、ここをどこまで改善できているかが今後のポイントになりそうです。

AMDの「Ryzen」シリーズは最上位クラスが3月3日に発売されその後徐々に下位クラスが発売になっていく予定です。

春にパソコンを購入しようとしている方は少しだけ待った方がいいかもしれません。

恐らく夏のボーナス商戦頃には「Ryzen」シリーズも出そろい、intel側の価格変更があれば済んでいる頃だと思われます。

まだAMD製CPUには手を出したことが無い私でしたが、新しい選択肢の一つになったのは間違いのない気になるニュースでした。